展示を楽しんでもらうためのヒント(オオアシトガリネズミ編)

飼育していると個体の個性が出ます。展示しているオオアシトガリネズミは、流木の下がとてもの好きなようです。飼育ケージの中に入れてある流木は、かなり外からも見えるような構造になっていますが、本人にはあまり周囲から見られているという認識がないようです。寝ている姿や毛繕いなどリラックスしている行動が見る事ができます。

オオアシトガリネズミの多くは、飼育ケージ内にある草を丸めて巣を作り、そこを主に利用する個体が多いですが、今回草が少なめになっていることもあり、流木の下を主に使っているのかもしれません。しかし、多くの個体は、草が少なくても草を集めてボール状の巣を作りますので、展示している個体は他の個体よりも流木の下を好んでいるように見えます。

私は、オオアシトガリネズミの行動は見ていると、ちょっとドジなやつだけど、憎めない可愛いやつと感じてほのぼのとします。みなさんはどのように感じますでしょうか。今回、オオアシトガリネズミの行動は展示している4種の中でも良くみることができますので、少し長めに見てもらえればと思います。

展示個体のオオアシトガリネズミは、流木の下がお気に入りで、寝ている姿やくつろいでいる姿を見る事ができます。

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