自己紹介

河原 淳

博士(農学)。環境省希少野生動植物種保存推進員。

酪農学園とわの森三愛高等学校教諭を経て、㈱たくぎん総合研究所(環境調査部)に入社。その後(有)野生生物総合研究所(環境調査)を設立し、2006年に同社を退職。2006年にNPO法人霧多布湿原トラスト入社後、2007年1月から2011年3月まで北海道浜中町霧多布湿原センター館長。2011年11月にNPO法人えんの森を設立し事務局長就任。2012年3月に事務局長辞任。現在は公務員。

哺乳類・鳥類・両生・爬虫類を専門に環境調査に従事し、大学の非常勤講師(酪農学園大学、北海道工業大学)として博物館学などを担当。霧多布湿原センターでは、小中学生の環境教育・エコツアー・地域づくりなどの活動も行ってきた。現在は、環境アセスメントの関連の仕事に変わりながら、環境教育・地域づくりの活動を継続している。

<主な論文>

博士論文は「チビトガリネズミSorex minutissimusの生態学的研究」、以下の他にコウモリ等哺乳類、鳥類など14論文。

*トウキョウトガリネズミ関連

1)河原淳・川上壮太郞・六田晴洋・熊谷岳・菊地文一・常磐尚子. 2022.トウキョウトガリネズミ Sorex inutissimus awkeri の繁殖. 森林野生動物研究会誌 第47号:7-14.

2)河原淳・川上壮太郞・熊谷岳・菊地文一. 2022. 飼育下で越冬させたオオアシトガリネズミSorex nguiculatus の繁殖. 森林野生動物研究会誌 第47号:1-6.

3)河原淳.2005. 北海道厚岸郡浜中町におけるトウキョウトガリネズミSorex minutissimus hawkeri について (1)捕獲環境 森林野生動物研究会誌第31号:11-18.

4)河原淳.2005. 北海道厚岸郡浜中町におけるトウキョウトガリネズミSorex minutissimus hawkeri について(2)嶮暮帰島における生息状況と観察例 森林野生動物研究会誌 第31号:11-18.

*ヒグマ 以下の他に比較形態関係など8論文

1)河原淳・門崎允昭.1996. 大雪山で発見された31歳の雌ヒグマの遺体 森林野生動物研究会誌22:7-23.

2)門崎允昭・河原淳・小澤良之.1995. ヒグマの越冬地での人の安全対策 森林野生動物研究会誌21:23-29.

3)成田祥夫・河原淳.1994. 鹿角市でのツキノワグマによる人身事故 森林野生動物研究会誌20:8-12.

4)江草真治・門崎允昭・河原淳.1991. 戸河内町でのツキノワグマによる人身事故 森林野生動物研究会誌18:48-49

5)門崎允昭・河原淳・1991. 野生ヒグマによる人身事故の防止対策 森林野生動物研究会誌18:50-66.

<東京動物園協会野生生物保全基金助成による成果>

一般部門 「トウキョウトガリネズミの繁殖生態に関する研究」

助成期間 令和2(2020)年~令和4(2022)年までの3年間

活動成果掲載HP 東京ズーネット 東京動物園協会 野生生物保全基金

・令和2[2020]年度助成対象活動報告内容

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=event&inst=&link_num=27300

・令和3[2021]年度助成対象活動報告内容

https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=&link_num=27957

・令和4[2022]年度助成対象活動報告内容

2024年2月の報告会に参加予定

<トウキョウトガリネズミに関する主な展示・講演など>

(1)テレビ出演

1)2021(令和3)年12月3日放送 NHK北海道道「トウキョウトガリネズミ」

2)2021(令和3)年5月30日放送 NHKダーウィンが来た!「虫と激闘!謎のミクロ珍獣」

3)2017(平成29)年1月15日放送 日本テレビ「所さんの目がテン! ○○すぎる動物特集Prat2」

 

(2)撮影協力

1)2017(平成29)年9月24日放送 NHKさわやか自然百景 北海道 白糠の海岸(トウキョウトガリネズミの撮影協力)

2)2007(平成19)年9月24日放送 NHKさわやか自然百景 北海道 海鳥の楽園 嶮暮帰島(トウキョウトガリネズミの撮影協力)

 

(3)主な講演

1)2023(令和4)年8月27日 白糠町公民館『しらぬか トウキョウトガリネズミ展 ~世界最小級の哺乳類の素顔に迫る~』の「しらぬか トウキョウトガリネズミ展 ~トガリネズミのおはなしの会~」にて、「トウキョウトガリネズミのひみつ」

2)2021(令和3)年12月12日 北海道大学総合博物館「トガリネズミ展 公開セミナー」にて、「トウキョウトガリネズミの出産と子育て」

3)2019(令和元)年12月21日 北海道大学総合博物館「トガリネズミ展 公開セミナー」にて、「トウキョウトガリネズミの環境適応力」

4)2019(令和元)年12月15日 霧多布湿原センター浜中町と多摩動物公園を結ぶトウキョウトガリネズミにて、-小さな生きものが結ぶ縁― にて「トウキョウトガリネズミが私たちに語ること」

5)2018(平成30)年12月1日(第84回) 『北海道とバイオミメティクスを考える その8 動物と人との関係誌』にて、「トウキョウトガリネズミが私たちに語ること」

6)2017(平成29)年12月3日 北大博物館にて、「トウキョウトガリネズミが語ること」

7)2012(平成24)年3月17日札幌市円山動物公園にて、「身近な動物トガリネズミ」

8)2009(平成21)年6月27日 東京都多摩動物公園 モグラサミット2009にて「草に登るトガリネズミ -チビトガリネズミの日周活動」

9)2004(平成20)年1月13日札幌市円山動物公園にて、「北海道のネズミ ~自然界を支えるネズミ類とトガリネズミ類~」

10)2005(平成19)年8月26日 東京多摩動物公園 トウキョウトガリネズミとエトピリカ講演会にて、「北海道に生息するトウキョウトガリネズミについて」

<トウキョウトガリネズミに関する執筆>

1)「海岸に棲んでいたトウキョウトガリネズミ」2016年3月 モーリー42号 「北海道レッドリストの現状と課題 ①哺乳類」北海道新聞社

2) The Wild Mammals of Japan  Second edition Sorex minutissimusの項(pp.2-3)を協同執筆。Red list adviser としてSpecies list with red list status を担当(S.D. Ohdachi, Y. Ishibashi, M. A. Iwasa & T. Saitoh, eds. The Wild Mammals of Japan 2015. SHOUKADOH BOOK Sellers and Mammalogical Society of Japan 506pp.)

3)「海鳥の繁殖と世界最小級の哺乳類トウキョウトガリネズミが生息している島 嶮暮帰島」2011年7月 モーリー24号 「島物語」北海道新聞社

4)The Wild Mammals of Japan Sorex minutissimusの項(pp.2-3)を協同執筆。 (S.D. Ohdachi, Y. Ishibashi, M. A. Iwasa & T. Saitoh, eds. The Wild Mammals of Japan 2009. SHOUKADOH BOOK Sellers and Mammalogical Society of Japan 544pp.)

5)「 ブラキストン線の意義を考える ①哺乳類」 Faura冬号No.18 2007年12月:16-17ナチュラリー(札幌)

6)「北海道にすむトウキョウトガリネズミ 世界一小さい哺乳類の生態」2006年 どうぶつと動物園 春号 PP.14-17。財団法人東京動物園協会刊