嶮暮帰島のいきもの コシジロウミツバメ その1

コシジロウミツバメ

嶮暮帰島では、津波の影響でウミネコのコロニーが形成されたという話を書きました。私が嶮暮帰島に通い初めてから22年経過しましたが、ウミネコのコロニーが嶮暮帰島で目立ったのは、2011年を中心としては前後2年間ほどの5年程度です。それまでは、コシジロウミツバメとオオセグロカモメが優占していました。

特に、嶮暮帰島のコシジロウミツバメは、2000年に私が調査した結果では、20,000ペアは生息していると推察され、国内でも2番目に多いコロニーを形成していることが判っています。

コシジロウミツバメは、普段は洋上で生活しており、5月~9月中旬まで子育てのために嶮暮帰島に来ます。地中に穴を掘り、その中で卵を産み、子を育てます。親は、雛が小さい時は交代で洋上に餌を取りに行いきます。日が暮れてから島に戻ってきて、日の出前に島を離れます。最盛期の8月には20時頃から3時頃まで、独特な鳴き声がずっと続きます。以下の動画は、トウキョウトガリネズミの捕獲地調査地上空の状況です。この調査地は、嶮暮帰島の中でもコシジロウミツバメの営巣が少ない地域ですが、6~8月の調査では毎晩このような状態の中で調査を行います。暗闇の中で撮影していますので、飛んでいるところを追うの難しいです。この映像は、飛翔個体が少ないの方です。

霧の中、嶮暮帰島に戻ってきたコシジロウミツバメ

 

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