冬の飼育下のトガリネズミ ~禿げる(脱毛)その1~

トウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミは、冬季に飼育していると多くの個体が禿げて(脱毛)きます(ヒメトガリネズミとエゾトガリネズミについては、これまで冬季間を通して飼育していないため不明)。

一般的に、長期間飼育していると禿げてくる個体が多くなり、寒くなくても起こる現象ではありますが、冬に多く確認されます。体全体に広く禿げ出しますと、そんなに遠くない時期に死亡することが多いのも事実です。

原因は良くわかっていませんが、何れにしても禿げだすと要注意です。中には丸裸のように一端禿げても、再び全身に毛が生えそろった個体もいますので、脱毛=死という訳でもありません。しかし、体調異常のサインであるには変わりありません。写真は、左目の周りが禿げ始めたトウキョウトガリネズミです。

 

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