オオアシトガリネズミの爪は、特に伸びやすい?

オオアシトガリネズミの2枚の写真で、前足の爪の状況を見比べてください。

1枚目の写真の状態が通常です(クリックして拡大してください)。2枚目の写真は、爪の先が曲がりかけているくらい以上に伸びていることがわかります。(付け爪しているようです。)

悪いのは私です。オオアシトガリネズミは、北海道産のトガリネズミの中では一番土を掘るために特化しており、他の種と比べても手の平はグローブのように大きいです。当然、土を掘ることで、爪が必要以上に伸びないように普段の行動で調整されています。しかし、飼育しやすいように土の代わりにチップを敷いていますし、脱出される要因になる流木などもほとんど入れていませんでした。したがって、爪が削れるような状況を作って居なかったのです。

爪が伸びすぎると歩きにくくなりますし、爪が折れるとそれが原因で感染症を引き起こす原因になります。かわいそうです。反省して、流木を入れていますが、十分とまでは行かないようで、爪はのび気味傾向にあるのも事実です。もう少し工夫したいと考えています。トウキョウトガリネズミも同様に爪は伸びますので、流木を入れたり、木の箱を入れたりしています。

 

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