トウキョウトガリネズミの夜間活動1

これは赤外線ライトを使用して、AX-60で撮影したものです。トウキョウトガリネズミを含めトガリネズミ類は、ほぼ夜間に捕獲されます。22時から2時の間に捕獲されることが多いです。したがって、良く夜行性なのかと質問されますが、採餌行動は日中でも頻繁に見られますので、夜行性というのは適切ではありません。

これまでブログに掲載してきた動画や写真は、日中やライトを照らした中で撮影したものが多いですが、それと比較してもこの動画のトウキョウトガリネズミの行動や動きの速さなどは全く変わらないことが判ります。

トウキョウトガリネズミの目は小さく、コオロギがほんの1~2cm程度前方にいえも動かずじっとしていますと、その前をあっという間に通過してしまいます。それは、夜間でも日中でも変わりません。目の構造・組織についての研究はなされていませんので詳細はわかりませんが、人間が物が見えていると考える状況・概念とは異なっていることだけは確かです。

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