北大博物館展示のトウキョウトガリネズミ死亡

氷点下でも元気に活動している我が家の個体

昨日12月3日の朝に、北大総合博物館で展示していたトウキョウトガリネズミが死亡しました。残念です。捕獲時の9月16日の体重は1.9g、展示時の11月12日は2.2g、死亡時は1.7gだったので、何らかの原因で消耗して死亡したと思われます。

トウキョウトガリネズミに限らず、北海道産のトガリネズミを飼育していると突然死を良く経験します。一番びっくりしたのは、トウキョウトガリネズミとオオアシトガリネズミを合わせて8頭飼育していたときに、確か3番目に餌替えをしたトウキョウトガリネズミの個体が、全部の餌替えを終了して最終確認をしていたら、死亡していたということがありました。その間30分も経っていなかったと思います。餌を食べに出てきて、生きているのを確認していたにも関わらずです。

結構生命力が強いと思うこともあれば、原因不明で突然死亡してしまうこともあります。弱ってきて、ああダメかなあと思って死亡することよりも、昨日まであんなに元気だったのに・・と思うことが圧倒的に多いので、自宅で飼育している個体も毎回、生きているのを確認するまではドキドキします。

なお、我が家で飼育している個体は、冬季間どのような生活をしているかを調べるために野外と同じ環境で飼育しているため、暖かい環境にはもう戻せません。したがって、博物館では今回は展示できませんので、ご了承ください。

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